
先日、渋谷で僕がいつもお世話になってる、WEBページの制作会社の社長と終電忘れて飲んでいました。
警察署のまわりってあんなに綺麗になったんですね。
時代の流れは早いものです。
さて、今回のテーマは「需要と価値提供の考え方」についてお伝えしていきます。
ゴールドラッシュで一番儲けた企業はどこ??
ゴールドラッシュってなんだ??
ハンバーグ屋??
→いいえ違います。
金脈を掘り当てるために一攫千金を狙いに採掘者がおしよせる現象のことです。
ゴールドラッシュ(英語: gold rush)とは、新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到することである。特に、1848年ごろにアメリカ合衆国のカリフォルニアで起きたゴールドラッシュのことを指す。
日本からも金を掘り当てるために、採掘者として渡米した人もいるくらい世界が注目した社会現象のひとつです。
金を掘り当てた人はもちろん、一発で億万長者です。
しかしその影では数多の採掘者が散っていきました。ツルハシを片手に掘っても掘っても本当に有るのかすら分からない金を掘りまくるわけです。
今回は採掘者側の視点ではなく、採掘者をターゲットにしたビジネスマンの視点で話をしたいと思います。
世界中からアメリカのカリフォルニアに、金を掘り当てるために採掘者がおしよせました。
その背景では、採掘者に対してサービスや商品を販売する商売人も当然いました。
例えば、採掘者を宿泊するためのホテルや、ホテルの周りに飲食店を構えたりするわけです。
もちろん採掘者が、世界中から来るわけですから、当然、食料や宿泊施設の需要は半端なかったわけです。
しかし、それ以上に需要があったのってなんだと思います?
ここで3分だけストップして考えてみてください。
・・・
・・・
・・・
思い浮かびましたか?
採掘者たちは金を掘り当てるために、カリフォルニアに押し寄せているわけです。
当然、鉱山を掘る道具がないと掘れませんよね。
そう、ツルハシです。
採掘者たちはツルハシがないと掘れないわけです。
ダウジングマシンよりも、まずはツルハシがないと話しにならないわけです。
よし!じゃあツルハシを売っていた人が一番儲けたんだな!!
いいえそうじゃありません。
え???じゃあ何を売ってた人が一番儲けたんだ?
ツルハシ商人は1社だけじゃなく、何社も競合がいて切磋琢磨してツルハシを売っていました。
その時代背景に、世界でたった1社しか持っていなかった商品が超売れたわけです。
誰もが人生で一度は身につけたことが有る”あるもの”です。
それはリーバイス社のジーパンです。
は???ウソだろ??
じゃあなんでジーパンが売れるようになったのか??
ここでまた3分ほど考えてみてください。
・・・
・・・
・・・
わかりましたか?
ジーパンがゴールドラッシュ時代に飛ぶように売れ、リーバイス社が大儲けできたのか。
その理由は、ガラガラヘビに噛まれないからです。
ガラガラヘビって言うとアメリカだと猛毒をもった蛇で有名です。噛まれた人間はバタバタ倒れていくわけです。
もちろん当時のカリフォルニア鉱山にも、ガラガラヘビは生息していました。
ガラガラヘビの習性として、ジーパンの藍染の色を嫌う傾向にあるので「ジーパンを履いていればガラガラヘビが寄ってこない」んです。
金脈を掘る採掘者たちは、他の採掘者がガラガラヘビに噛まれて死んでいくのを横目に見て「金掘ってる場合じゃない」と感じたわけです。
その時、藍染のジーパンを履いている採掘者には、なぜかガラガラヘビが寄っていかない。
つまり、藍染のジーパンを履いていればガラガラヘビに噛まれる恐怖を防ぐことができる。
その結果、リーバイス社のジーパンが飛ぶように売れたわけです。
しかも当時藍染のジーンズはリーバイス社しか提供していなかったようなので、一社独占状態。
ボロ儲けしたわけです。
人々の需要に対して今までにない形で価値提供をする
ゴールドラッシュ時代にリーバイス社はジーパンを売って売って売りまくって、大儲けしました。
その時代背景を考察すると・・・。
- 特定の地域に人々が溢れかえっている状態。
- ガラガラヘビという脅威がある。
- 脅威(悩み)を解消させるための商品があった。
この三点に落ち着くと思います。
ガラガラヘビに噛まれる=死。
ジーパンを履いていればガラガラヘビは寄ってこない=生。
たかがジーパンでも切り口を変えれば、途端に人々の悩みを解決するスーパーアイテムになったわけですね。
超単純ですがこれが需要と供給の話です。
- ツルハシは確かに需要があったけど供給するサプライヤーが多すぎた。
- ジーパンは需要があったけど供給するサプライヤーがリーバイス社しかなかった。
つまり、ビジネスにおいてこの方程式を抽象化してみると・・・。
人々の悩みを解決できる商品やサービスを、他の誰もやってない形で提供する。
つまるところ、これに落ち着くと思います。
藍染のジーンズは、当時リーバイス社しか持ち合わせていない商品でありました。仮に他社がリーバイス社のジーパンをパクって生産をしようとしても、藍染をする技術がないのでどう考えても模造品は作れなかったわけです。
現代社会でもこういったポジションを世の中に確立することで、必然と人が集まってきて商品やサービスがボンボン売れるわけですね。
孫正義氏も言っていましたが「プラットフォームを作る側の立場に立て」と。
僕自身が最近めちゃめちゃ勉強になった話だったので、ぜひ今後の生活やビジネスに役立ててみてくださいね。
それでは!!
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